人生が変わるニーチェの哲学について

Life

こんにちは、かずまです。

実は僕は哲学が好きでいろいろな本を読みます。

今回は僕の大好きな哲学者ニーチェについて解説します。

哲学をあまり知らないという人でもニーチェは聞いたことはあると思います。

ニーチェが有名な理由は革新的で現代人ににも刺さる思想を持っていたからです。

これを見て哲学やニーチェについて興味を持ってもらえると嬉しいです。

ちなみにもっと詳しくなお分かりやすく知りたいという方は

この本を読んでみてください。

ニーチェって誰?

本名はフリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェです。

1844年にドイツ連邦のプロイセン王国出身の哲学者です。

かなり頭がよく24歳で博士号と教員資格を持っていないのに大学教授からの強い推薦もあり大学の教授となりました。

その後大学教授を辞め、10年ほど思考を深めたのち44歳で精神に異常をきたし、1900年に55歳で亡くなりました。

この時期はキリスト教信者がほとんどでキリスト教批判をするニーチェの思想はかなり異端な思想でした。

著書は『ツァラトゥストラはこう語りき』『力への意思』などが有名です。

ニーチェの思想

キリスト教批判

ニーチェは

神とは弱者のルサンチマンが作り出したものにすぎない。

と考えていました。

ルサンチマンとは「恨み」や「嫉妬」のことです。

要するに、神という概念は人間の純粋な意思から生まれたわけではなく、むしろ弱者の恨みという捻じ曲がった負の感情から生み出されたとニーチェは考えました。

古代において善いこと=強い、力がある

古代において悪いこと=弱い、力がない

このような古代的価値観を

騎士的・貴族的価値観と名付けました。

キリスト教にはこんな言葉がありますよね。

「右の頬を殴られたら左の方を差し出せ」

この言葉は、

人を憎んではいけない、暴力はいけないという精神的な価値観を創造し、その価値観の中で暴力をした人や人を傷つけるような人に精神的に勝つという思想を象徴した言葉です。

そのためキリスト教は迫害をされ現実世界では勝つことのできないユダヤ人が自分たちが作り出した精神世界で復讐のために作り出した新しい価値観であるとニーチェは考えました。

このように自分たちで作りだした精神世界で復讐のために作り出した新しい価値観を

僧侶的・道徳的価値観と名付けました。

そしてイエス・キリストが処刑されキリスト教が世界中に広まった時、世界中の価値観が古代的であった騎士的・貴族的価値観から新しい価値観の僧侶的・道徳的価値観へと変わりました。

この影響により強いものは素晴らしいから、

弱いことは素晴らしい力はないけど優しい、弱いものは救われる

という価値観に変化しました。

これにより、人々が弱者であることを恥じることなく、他者からからひどい仕打ちを受けても、怒ることをしないニコニコしている人を善い人と思うようになってしまいました。

その価値観(キリスト教)を批判したのがニーチェなのです。

その批判をニーチェは「神は死んだ」と表現し、神の正体は弱者が生み出したルサンチマン(恨み)に過ぎないのだといいました。

「信仰」や「道徳」の正体は非自然的なものでただの弱者救済システムに過ぎないのだと考えました。

そして神が死んだ世界でどのように生きればいいかをニーチェは示しました。

超人思想

超人とは、「力の意思」の赴くまま、強くなることを目指す人のことです。

権力や財力、腕力を求めるまっすぐな欲望は「力の意思」と呼ばれ、より強くなりたいという果ての無い向上心こそが人間の本質であり、その様な向上心を持つ人こそが超人と呼ばれます。

そんな超人たちは、神という絶対的な価値観や道徳という模範的な価値観が失われた世界になったとしても、堕落することはなく自分自身で生きる価値を作り出し生きていくことが出来ます。

普通の人々との違いは「強くなりたい意思を持ち、自覚し、それから目を背けない」という点だけです。

超人の対極には末人という人がいます。

末人とは、何も目指さずに生きる人のことです。

やりたいことはないけれどとりあえず生活をしている人たちで、ほとんどの人はこの末人に分類されます。

永劫回帰

永劫回帰とは全てのことは同じように永遠に繰り返しているという思考です。

前世や後世などはなく前にも後ろにも進むことはなくただ繰り返すだけということであり、キリスト教の考えを否定しています。

なので、この世界は意味や目的がなくただただ繰り返しているだけであるとニーチェ考え、その様な意味や目的のない不条理を受け入れ、その中で「今を肯定し生きろ」「今を肯定できる超人になれ」といっています。

いつか死ぬ時のために生きるのではなく、今を全力で生きろという思想です。

現代にも生きるニーチェの哲学

現代人のほとんどが超人の対極の末人となっています。

今の世の中は道徳や宗教、教育が無害で無欲で謙虚な人間であることを強制しています。

現代でも「金や権力が欲しい」と言うと世間は「なんていやらしい人なんだ」「意地汚い」「性格が悪い」と思われてしまします。

しかし、金や権力は人生を充実させるための大切な要素です。

みんなが金や権力を求めるのは当然のことですが、金や権力が欲しいと公言するとみんなが嫌な顔をする理由は、ほとんどの人がそれを得ることが出来ないからです。

努力しても無理だし、自信ないし、失敗とか怖いし、と考えてしまいほとんどの人は挑戦すらしません。

だからと言って敗北者として惨めな人生を歩むわけにはいかないのです。

なので、金や権力を否定し、無欲は素晴らしいとし、金や権力を持っている人を否定し精神世界で勝ち組になろうとしているのです。

この話はイソップ寓話のすっぱいぶどうと同じです。

ニーチェの思想はそんな考えを否定しています。

無欲は素晴らしいという価値観は自然本来の生ではなく

人生には成し遂げるべきことがあり、戦ってでも、障壁を乗り越えてでも、敵を倒してでも己の意思を貫くこと、これが自然本来の生であるといいました。

ニーチェのこの思想は現代人の僕たちにも突き刺さり、人生の生きる意味を生み出してくれるかもしれません。

まとめ

今回はニーチェの哲学についてまとめました。

このニーチェの哲学は多くの人の生き方や考え方に大きな影響を与えました。

そして僕も影響を受けました。

現代人の多くは末人に成り下がりしかもそのことに気づいていません。

そんな世界であれば超人になれることが出来れば成功することは目に見えていますね。

最後になりましたが、これを読んでもっとニーチェについて詳しく知りたいと思った方はこの本を読んでみてください。

この本は会話形式の本で、全くの哲学初心者でも読み進めることが出来ます。

この本をきっかけにあなたは哲学の世界にのめりこんでしまうことでしょう。

コメント

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